20190727香港の条例改正、「関心ある」が6割越え
人口700万人程度の香港で、100万人、あるいは200万人ともいわれる人々が反対デモに参加。すでに世界史的な規模に

改正されれば、中国の影響力が強まり、香港の司法の独立が失われる、とも

「関心ある」の合計は6割超えて61%。「あまり関心ない」も23%に

設問 条例改正を巡って2019年6月12日に香港で起きた大規模なデモで、デモ隊と警官隊が衝突して70人以上のけが人が出ました。香港でのこの動向、関心はありますか?
高い関心を持っている
まあ関心を持っている
あまり関心を持っていない
全く関心を持っていない
分からない
興味ない

設問注釈 香港から中国へ容疑者の身柄の移送が可能となる「逃亡犯条例」の改正に抗議するため、2019年6月12日は朝から議会前に数万人の市民が集まりました。一部の市民が配備された警官隊に鉄柵などを投げ付け、警官隊も催涙弾を発射するなど現場は大混乱になり、地元メディアによれば、双方に70人以上のけが人が出ました。デモ活動は盛んで、最盛期には100万人が参加したと発表されています。香港の人口は740万人程度です。

逃亡犯条例とは、香港以外の国・地域で犯罪に関わり香港内に逃げ込んでいる容疑者を、協定を結んだ相手国の要請に応じて引き渡すことができるよう定めた条例です。香港は現在、米英韓など20カ国と協定を結んでいますが、条例には「香港以外の中国には適用しない」という条項があります。今回、これを削除して中国本土への移送を可能にする改正案をめぐり、香港立法会(議会)で審議中で、デモはこの改正に反対しています。

これが改正されると、香港では適法だったデモの代表者や民主活動家が、中国側の法律である国家分裂や政権転覆扇動の容疑者として中国に引き渡しされる可能性があります。中国政府は、改正に賛成しています。

時期:2019年6月19日
対象:一般日本国民
回収:100人(男女比、年齢層偏りなく、無作為収集)
手法:インターネット調査

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