20191018不自由展、一方的な中止には「やや問題」
中止が決定したあいちトリエンナーレ2019内の「表現の不自由展・その後」。その実行委員会が発表した抗議文の一節

「その通り」合計は33%、「そうは思わない」合計は28%

戦後最大の検閲よりは、この一方的な中止の方を問題視している国民の方が多いようだ

設問 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」について、どう思いますか?
戦後最大の政治による検閲だと思う
先進国として、中止は恥ずかしいことだと思う
一方的な中止には問題があると思う
あらゆる芸術や表現の自由は保障されなければならないと思う
公金を使って行う企画展ではないと思う
完全に民間資本で行えば問題ないと思う

全くその通り
まあその通り
あまりそうは思わない
全くそう思わない
分からない
興味ない

設問注釈 愛知県の名古屋市などで開催された、文化庁の補助事業として採択されていたイベント。つまり一部とはいえ税金が投入されていました。8月1日から開催されていた同企画展は、電話などによる脅迫や、批判が殺到して、8月3日かぎりでの展示中止が決定しました。

「あいちトリエンナーレ」の津田大介芸術監督によると、撤去された作品の実物とともにその経緯を鑑賞することで、「議論が分かれる『表現の自由』という現代的な問題について議論するきっかけを作る」ことが企画趣旨だったといいます。

参加作家は16組で、慰安婦問題、憲法9条、昭和天皇や戦争、米軍基地、原発、人種差別、旭日旗などのテーマ性を含む作品が並んでいました。

ただし、例えば、展示物にはいわゆる慰安婦像があり、1.日本の税金が投入されたイベントに、慰安婦についての韓国側の主張を正しいと認めるようなもの、2.いや、表現の場が縮小されている不自由な芸術だ、など、物議をかもしました。

時期:2019年8月14日
対象:一般日本国民
回収:100人(男女比、年齢層偏りなく、無作為収集)
手法:インターネット調査

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