20200308埼玉補選、N国党党首が出馬、注目度は?
参院の埼玉補選。7月に当選したばかりのN国党・立花党首が出馬して、失職

立花氏が出馬しなければ、国政選挙なのに無投票だった可能性も

「注目している」の合計は39%。この39%の中で、10%が立花氏は当選するかもしれない、29%が当選は難しいかもしれない、としている

設問 NHKから国民を守る党(N国党)の立花孝志党首が2019年10月10日告示、27日投開票の参院埼玉選挙区補欠選挙に立候補、参院議員を自動失職しました。どう思いますか?

大変注目しているし、立花氏は当選するかもしれない
まあ注目しているし、立花氏は当選するかもしれない
大変注目しているが、立花氏の当選は難しいだろう
まあ注目しているが、立花氏の当選は難しいだろう
あまり注目していない
全く注目していない
分からない
興味ない/知らない

設問注釈 7月の参院選でN国比例名簿で次点だった浜田聡氏が繰り上げ当選するため、N国の参院1議席は残ります。オールドメディアからは議席のたらい回し、などと批判されることもあります。

同補欠選挙には上田清司・前埼玉県知事が無所属で出馬し、立憲民主党と国民民主党などが支援します。

政権・与党の自民、公明は独自候補の擁立を断念しました。自民党内には憲法改正の議論に前向きな上田氏を評価する意見もあり、上田氏の選挙戦第一声でも自民党大物議員が最初に演説を行いました。

つまり、自民、立憲民主、国民民主が上田氏側の応援に回る、という、補選とはいえ、国政選挙にも関わらず、与野党共闘という異常な事態で、主要既成政党と新興のN国党の対立という構図になりました。

立花氏は、上田氏を既得権益集団の代表として、お馴染みの「NHKを、ぶっ壊す」というフレーズを控えめに、NHKこそが最大の既得権益の牙城、と位置付け、今回は「既得権益を、ぶっ壊す」として戦うようです。

立花氏が当選すれば、N国党は参議院で2議席目、衆院含め国会議員3人を有すことになります。落選しても、N国党の議席は変わらず、選挙と政治の分離を掲げる立花氏は、議員失職とはなりますが、党首として、得意の選挙戦で今後も党勢を拡大する予定で、どちらに転んでも、N国党にマイナスにはならない、という計算があるようです。

時期:2019年10月15日
対象:一般日本国民
回収:100人(男女比、年齢層偏りなく、無作為収集)
手法:インターネット調査

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